「バッテリー気にかけてますか?」
意外と知らない!? 正しいブースターケーブルの使い方
2021.12.08 「突然のバッテリートラブルでクルマが動かなくなった……」「冬になると毎年バッテリーが上がってしまう……」「ブースターケーブルの使い方がわからず、何もできなかった……」などなど、多くの方がさまざまなバッテリーのトラブルを経験しているようです。
そこで今回は、「バッテリーが上がってしまった場合の対処法」をご紹介します。機械が苦手な女性の方でも難なく実践できるので、万が一のために覚えてきましょう!
目次
- ・バッテリーが上がったときに行う4つの対処法
- ・ブースターケーブルの正しい使い方を覚えておきましょう
- ・もしものために、大容量バッテリーを選びましょう
バッテリーが上がったときに行う4つの対処法
一般的に、自動車のバッテリーが上がってしまった際の対処法は大きくわけて4つあります。
- ・ブースターケーブルを使う
- ・ジャンプスターターを使う
- ・新品のバッテリーに交換する
- ・ロードサービスに救助依頼をする
「ブースターケーブル」とは、バッテリーが上がってしまったクルマと救援車のバッテリーを繋ぎ、エンジンを始動させるケーブルです。バッテリー上がりの対処法としてはもっともポピュラーですが、「救援車がいないと使えない」のがネックです。
ジャンプスターターは、救援車がいなくても一人でバッテリー上がりの対処ができる装置です。ただし、大きくて重量もあるので、車内のスペースを取りがちなのが難点。近くにカー用品店やディーラー、ガソリンスタンドなどがあれば、新しいバッテリーに交換するのも手です。これらの方法が使えない場合は、ロードサービスに救助依頼をして助けてもらうしかないでしょう。
ブースターケーブルの正しい使い方を覚えておきましょう
もしものときのために、意外と忘れがちなブースターケーブルの正しい使い方を覚えておきましょう。
使用手順は以下の通りになります。
STEP1 | 故障車と救援車をできるだけ近づけ、バッテリーの位置を確認する |
STEP2 | 故障車のバッテリーのプラス側端子に赤いケーブルを接続する |
STEP3 | 救護車のバッテリーのプラス側端子に赤いケーブルを接続する |
STEP4 | 救援車のバッテリーのマイナス側端子に黒いケーブルを接続する |
STEP5 | 故障車のバッテリーの「エンジンブロック(エンジンの金属部分)」に黒いケーブルを接続する。どうしても接続する場所がわからなければ、バッテリーのマイナス端子に接続しても大丈夫です。 |
STEP6 | 救援車のエンジンを始動する |
STEP7 | 5分ほど時間をおいて、故障車のエンジンを始動する |
エンジン始動後、上記と逆の手順でジャンプケーブルを取り外します。安全に配慮して作業を行うようにしましょう。
もしものために、大容量バッテリーを選びましょう
今回はブースターケーブルについて取り上げましたが、何よりも大切なのはバッテリーにかかわるトラブルに見舞われないことです。そのためには、性能の良いバッテリーを積んでおくことが重要です。バッテリーは容量が大きいほど性能が良く、上がりにくくなります。バッテリーの交換を検討している方は、バッテリーの容量についてもご確認ください。