車のライトには3種類あることをご存じですか？

• 

  ■HID

  HIDライトは別名「キセノンライト」「ディスチャージヘッドランプ」とも呼ばれています。 放電で発光する仕組みを使っていて、ハロゲンランプに比べて長寿命・明るさアップ・省電力の特徴があります。 点灯してからすぐの状態では色味や発光が白っぽく点灯し、数秒～十数秒かけて安定した発光になるのがHIDライトの特徴で、その色味が変化していく様子が美しいと感じる人もいます。 HIDライト装着車は、LEDやハロゲンライトに交換する際には専用のキット等を使用する必要があります。

• 

  ■LED

  LEDライトとは発光ダイオードを使った照明で、ハロゲン・HIDよりも長寿命のヘッドライトです。 LEDライトの特徴は、点灯してからすぐに安定した光が発すること、発熱がほとんどないことがあげられます。 また、色の再現性が高いのでドレスアップの目的で使われることが多いです。 自動車用ヘッドライトでは、LEDがとても人気があります。

• 

  ■ハロゲン

  ハロゲンライトとはフィラメントが発光するタイプのバルブで、内部にはガスが封入されていて、通電している間は熱を持つという特徴があります。 降雪地域においては、レンズについた雪を溶かしてくれるため愛用する方も多いです。 ハロゲンライトが出す光は電球色（淡い黄色）の優しい光で、対向車線を走っている車にとっても、眩しく感じることが少ない傾向です。 ハロゲンライト装着車はLEDライトに交換することも可能です。

必ずクルマの現車確認をしましょう

クルマは同じ車種、同じ年式でもグレードやオプションによって装備されるヘッドライトの種類が異なる場合があります。 ヘッドライト用のバルブを購入する前に、車を実際に見て確認してから購入することが大切です。

特に中古で車を購入された方は、前のオーナーが社外のキットを使用して純正と異なる形状のバルブに交換している場合もあるので要注意です。 ここでは、特に間違えやすいHIDとハロゲンバルブの見分け方について解説していきます。

■点灯時に確認してみよう

HID点灯イメージ

ハロゲン点灯イメージ

■点灯時に確認してみよう

HIDはハロゲンバルブに比べて、点灯させるのに必要な電圧が非常に高く、純正でHIDを装着しているクルマのほとんどには、写真のように高電圧注意のステッカーが貼付されています。 エンジンルーム内の、HIDが取付されているソケット部分に貼付されていることが多いので確認してみましょう。

どうやって交換したらいいの？

■自分で交換が不安な方はプロに依頼しよう

ライトの交換は作業する箇所・車種によって大きく難易度が異なります。 交換する際に危険を伴うケースもありますので、不安な方はプロに任せましょう！ オートバックスドットコムはネットで注文・店舗で取付も可能なので、ぜひご利用ください。