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車高調の選び方&おすすめ
ブランド紹介!愛車に最適な商品の選び方とは?
1.車高調とは?
はじめに
車高調とは車高調整式サスペンションの略称です。
車高調を取り付ける目的は大きく2種類に分けられます。
車高を下げる「ローダウン」や車高を上げる「リフトアップ」など、好みの車高に変えることで愛車をドレスアップする目的。
愛車の乗り心地の改善や、運動性能を向上させるといったチューンアップ目的の2つです。
あなたの目的に合わせてピッタリな車高調を選んでみましょう!
車高を変えるとどうなるのか
車高を下げることによる最大のメリットは、車体の重心を下げ、特にコーナリング時の安定感が増すことです。
特に高速走行時にその効果が実感されやすいため、高速道路を利用することが多い方には車高を下げる意味があるといえます。
また、車高を下げることによって、タイヤとフェンダーのすき間、車体と路面のすき間が少なくなり引き締まった印象になり、スポーティな見た目になる効果が得られます。
ダウンサスとの違いとは
車高を下げるためのパーツとしては車高調に加えて「ダウンサス」があります。
どちらも車高を下げるという点では同じですが、その構造や特性は異なります。
両者のメリットとデメリットを理解して自分の目的に適したタイプを選びましょう!
車高調 | ダウンサス | |
パーツ構成 | スプリング+ショックアブソーバー | スプリングのみ |
車高調整 | 調整可能 | 車高は固定 |
乗り心地 | ストリート~スポーツ向けまで幅広い選択肢 | バネレートが高くなり硬く感じる傾向 |
減衰力調整 | 調整機能付きが多い | 純性ショックとの組み合わせだと調整不可 |
価格 | 1台分約¥60,000~ | 1台分約¥10,000~ |
ワンポイントアドバイス!
- ・手軽にローダウンができるという点ではダウンサスも魅力的ですが、乗り心地にもこだわりたい、車高や減衰力など細かいセッティングも調整をしてドライブを楽しみたいという方には、断然車高調がおすすめです。
- ・車高調をつける目的によってもおすすめの商品は異なりますので、自分の欲しい機能を満たしている商品を選びましょう。
2.車高調を選ぶポイント解説
調整方法で選ぼう
ほとんどの車高調は調整する部位の構造で「ネジ式」か「全長調整式」に分類されます。
「ネジ式」はスプリング下部のロアシートを調整することで車高を変更します。
ただし、車高を落とせば落とすほど、車両が着地した状態でショックアブソーバーが縮んでしまい、走行中に使える「ストローク量」が減った状態になります。
結果的に、路面から強い衝撃が加わった際に大きな衝撃がボディに加わる場合があります。
「全長調整式」はスプリング位置とは関係なく、車高調本体下部のブラケットを調整することで車高を変更することができます。
したがって、車高の変更が「ストローク量」に影響を与えないため、車高を落としても乗り心地が変化しないというのが大きな特徴です。
「ネジ式」は比較的安価に購入することが可能ですが、車高を上げ下げしても乗り心地を一定に保ちたいという方には「全長調整式」がおすすめです。
ショックアブソーバーの種類で選ぼう
車高調に使用されるショックアブソーバーは「単筒式」と「複筒式」の2種類に分類されます。
「単筒式」はショックアブソーバーのシェルケースがそのままシリンダーとなっており、1本の筒の中にオイルやガス、ピストンバルブなどが入っているタイプのものです。
特徴としては、ピストンバルブが大きくオイル容量が多くなるため、低速からリニアな乗り心地が得られ、長時間のハードな運転にも対応することができます。
スポーティな乗り味を求める方には「単筒式」がおすすめです。
「複筒式」はシェルケースの中にもう1本シリンダーが入っていて、そのシリンダーの中をピストンバルブが上下するタイプのものです。
特徴としては、ストロークを確保しやすくガス圧を低くできるため、乗り心地に優れる傾向にあります。
純正で採用されるショックアブソーバーのほとんどが「複筒式」のため、大きく乗り心地を変えたくないという方は「複筒式」がおすすめです。
減衰力調整機能で選ぼう
減衰力調整機能が装備された車高調では、乗り味を硬めや柔らかめといった具合に調整することができます。
また、減衰力調整の段数はメーカーによって異なりますが、決められた範囲内を分割した段数のなかで、より細かな調整ができるということです。
数字が大きいほど減衰力の調整幅が広くなるわけではありません。
走行状況に合わせたセッティングや好みの乗り味にこだわりたいという方は、調整機能付きを選びましょう。
オプション機能で選ぼう
減衰力調整機能が備わっている車高調は多いですが、調整をするためにはわざわざボンネットを開けたり、車種によっては内装をバラさなければならないなど意外にハードルは高いものです。
気がつくといつも同じ減衰力のまま走っているというユーザーが多いのではないでしょうか。
そんなユーザーのために、TEIN、BLITZ、CUSCOなどから発売されているのが、電動減衰力コントローラーです。
減衰力調整ダイヤルにモーターを取り付けることで、車内にいながらコントローラーで調整が可能です。
さらに、Gセンサーを搭載することで走行時に車体にかかるGを検知して、その状況に合わせた最適な減衰力に自動で調整する機能を搭載しているモデルもあります。
3.おすすめ商品紹介
リーズナブルな価格ながら、全長調整式・32段減衰力調整を採用!
総合チューニングパーツメーカーであるBLITZの車高調「ZZ-R」シリーズです。
幅広い減衰力調整が可能で、ストリートからサーキットまで、あらゆる走行シーンに対応しています。
電子機器パーツも得意としているメーカーで、減衰力コントローラー「DSC PLUS」がオプションとして設定されており、非常に人気の高い商品です。
MADE IN JAPANの高品質!TEINのスタンダードモデル!
サスペンション専門メーカー「TEIN」の大人気シリーズです。
複筒式ショックアブソーバーを採用しているので、ストリート向けのしなやかな乗り心地です。
普段使いで車を使用する、家族も車に乗るという方におすすめのモデルです。
減衰力コントローラー「EDFC」にも対応しています。
フル乗車でも全席快適!ストリートユース車高調!
ローダウンした車両は、段差を通過する際に大きな突き上げが起こりがちですが、FLEX-Aで採用されるハイドロ・バンプ・ストッパーは、この衝撃をショックアブソーバー内部で熱エネルギーに変換し吸収することで、反発力を発生させません。
ハイドロ・バンプ・ストッパーは世界のラリーシーンでは必須アイテムとなっており、衝撃をしなやかに受け止めたうえで、短時間で挙動を落ち着かせることができます。
HKSサスペンション史上最高の走り心地を提供する!
スポーツカーを中心にハードチューンを好むユーザーに支持されているブランドであるHKS。
これまでスポーツカーで培ってきた技術力を集結して開発された新たなシリーズです。
伝統の単筒式を採用しながらも、WRニードルを採用することで減衰力調整をソフト方向へ拡大することで、よりソフト方向へのセッティング幅を拡大しました。
走りを楽しみたい方向けの車高調です。
減衰力固定式のリーズナブルなモデル!
ローダウンはしたいが、高機能モデルは必要ないという方にお勧めしたい商品です。
ストラットタイプの車両向けには、バレル(タル型)スプリングを採用することで待ちの理でのソフトな乗り味と、高速道路でのスタビリティの高いライド感を両立させています。
KYBと共同開発した複筒式ショックアブソーバーは、ソフトな乗り心地にセッティングされています。
ローダウンの乗り心地も静音性もトップレベル!
減衰力40段調整と全長調整式機能を搭載した、クスコ「street」シリーズの最上位モデルです。
スプリングの接触面上部に静音ラバーシートを密着させ、異音の発生を防止しています。
圧力適正化バルブがオイル流量を調整することによって、低速減衰力を適正化し、全領域で最高の乗り心地と高い操縦安定性を生み出しています。
減衰力コントローラー「e-Con2」にも対応しているため、幅広いニーズに対応しています。
自在なセットアップで快適しなやかローダウン
RS★Rのフラッグシップモデルである「Super☆i」の開発で得られたノウハウや基本スペックを惜しみなく注ぎ込み開発された車高調です。
基本コンセプトやスペックはSuper☆iと同等としながらも、使用部品に量産品を用いることで高品質を保ちつつ、よりお求め安い価格帯の製品となっています。
セダンから大型ミニバンまで幅広いシチュエーションをカバーすることができる車高調です。
シリーズ名 | BLITZ DAMPER ZZ-R | TEIN FLEX Z | TEIN FLEX A | HKS HIPERMAX S | tanabe サステックプロ CR | CUSCO street zero A | RS★R Best☆i | 調整方式 | 全長調整式 | 全長調整式 | 全長調整式 | 全長調整式 | ネジ式 | 全長調整式 | 全長調整式 |
ショックアブソーバー | 単筒式 | 複筒式 | 複筒式 | 単筒式 | 複筒式 | 複筒式 | 単筒式 |
減衰力調整 | 32段階 | 16段階 | 16段階 | 30段階 | 減衰力固定式 | 40段階 | 36段階 |
電動減衰力コントローラー | 対応 DSC PLUS | 対応 EDFCシリーズ | 対応 EDFCシリーズ | 非対応 | 非対応 | 対応 e-con2 | 非対応 |
製品保証 | 3年間 または 60,000キロ | 3年間 または 60,000キロ | 3年間 または 60,000キロ | 3年間 または 60,000キロ | 1年間 または 10,000キロ | 3年間 または 60,000キロ | 1年間 または 10,000キロ |
横にスクロール出来ます。
4.車高調の取り付けはどうするの?
プロに依頼するのがベスト!
足回りの交換はお店で行う場合は、整備士資格が必要な作業です。
自分が所有する車の整備には、整備士資格は必要ありませんが、技術的には整備士資格を必要とする
作業であり、基本的にはDIYはおすすめしません。
また、車高調は取付をして終了というパーツではありません。
車高を下げたことによって発生するヘッドライトの光軸ズレの調整や、組み込んだ際のアライメントのズレを調整する必要があります。
特殊な機材を必要とする作業なので、プロに依頼することをおすすめしております。
オートバックスのネットショップでは、ネットで注文、店舗で取付が可能な「工賃コミコミセット」をご用意しておりますので、ぜひご利用ください。
5.よくある質問
- Q.車高調を装着しても車検は通りますか?
- A.基本的にブレーキライン、センサー類の固定がされている状態で、最低地上高など法定基準を満たしていれば、車検に差支えはありません。
- Q.車高はどのくらい下げることができますか?
- A.車高調にはそれぞれメーカー推奨車高が設定されています。
特に希望の車高がない方は、推奨車高に合わせて調整することをおすすめしています。
ただし、車両の装備によっては推奨車高まで下げることができない、あるいは装着すると車検に通らないと判断される場合は、装着をお断りするケースもございます。 - Q.車高調はどれくらいの期間、使用が可能ですか?
- A.車高調の寿命は使用状況によって大きく左右されますので明確には定められていません。
ただし、ほとんどのメーカーが製品保証を設定しており、購入から3年間または60,000kmの保証期間が一般的な水準となっておりますので、一つの目安と捉えてください。
乗り心地に大きな変化を感じるようであれば、交換やオーバーホールをご検討いただくことをおすすめします。 - Q.車高調を取り付けても異音は出ませんか?
- A.車高調は製品の特性上、ステアリング操作時にスプリングの弾き音などの作動音が発生する場合があります。
低速走行時の異音はスリーブロックシートの締め付けトルク不足が考えられますので、締め直しを行うことで改善される場合があります。 - Q.取り付けにはどれくらい時間がかかりますか?
- A.取り付け所要時間は車種や、取付商品によって異なりますので詳細は取付希望店舗までお問い合わせください。
また、店舗の混雑状況によっては即日のお渡しではなく、車両をお預かりする場合もございます。
お取り寄せにお時間がかかる場合もございますので、余裕をもってご購入いただくことをおすすめいたします。 - Q.工賃以外に追加費用がかかる場合はありますか?
- A.取付店舗によっては、外した純正足回りなどの廃棄量を頂く場合がございます。
車両状態と取り付けをする商品によっては、アッパーマウントやブッシュ類などの消耗部品の交換が追加で必要となる場合がございます。