“FLATS（フラッツ）”は、大分県国東市から「モノづくり」を通して世界と繋がりながら、その土地固有の時間（それを“国東時間”と呼んでいます）の中で、仕事を創り、豊かに暮らす「新しい生活」の提案をしている“国東時間株式会社”が開発した立体造形システムです。立体イメージをCTスキャンのように輪切りにし、その断面をもとに一つひとつの部品を設計、そしてそれらをふたたび再構築して形にしていきます。
FLATSはいわゆる「表面」を持ちません。表面にあたる部分はレーザーで切り出されて内部構造が露出した段ボールシートの断面が非連続的に連なり、鑑賞者はそれらのパーツとパーツの間をイメージで補完し、ひとつの像（フォルム）として認識することになるという不思議な体験をします。この架空のフォルムはそれを支持する建築的な構造によって成り立っており、この架空のフォルムと構造のバランスが FLATS の最も大きな特徴です。
今回ご紹介するＦＬＡＴＳ ロードローラーはその国東時間株式会社とオートバックスセブンが共同で企画した、“働くクルマ”のシリーズ「重機段」の第二弾となります。パーツは全部で６６個。小さな平面パーツをひとつひとつ組み上げていくと最後に重量感と質感を伴ったリアルな“重機”が姿を現します。ぜひこの立体アートの世界をお楽しみください。
本体：全長１０７mmｘ幅４６mmｘ高さ６０mm
パッケージ：長さ３０５mmｘ幅１１５mmｘ厚８mm
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