どんなクルマにも必ず付いている、タイヤ。でも、パンクのときにしか気にしたことがない、という方もいるのではないでしょうか。
タイヤは、クルマが地面と接する唯一のパーツであり、実は大事な役割を持っているんです。
タイヤはゴムでできています。
古くなった輪ゴムが伸びにくく切れやすくなってしまうのと同様に、タイヤも時間とともに劣化してしまうのです。また、長い距離を走るとスニーカーのゴムがすり減るのと同じように、タイヤ自体もすり減ってきてしまいます。
また、タイヤにはサイズがあり、クルマの種類によって直径・幅・横からみた時の厚さ・耐荷重も変わってきます。形や大きさが似ているクルマでも、車種が変わればタイヤも変える必要があるので、必ず自分のクルマにあったサイズのタイヤを装着しましょう。
スタッドレスタイヤは、冬タイヤやスノータイヤと呼ばれることがあります。気温が低く、路面が凍結し雪が積もっていてもゴムが硬くなりにくく、凍結した路面でも滑りにくい素材や溝の形によって、安定して走行できるのが特徴です。
凍結した路面に密着するように柔らかいゴムを使用しているので、夏季の温度が上がった路面環境では摩耗が激しくなります。
普段あまりクルマを使わない人も、お出かけ前、特に遠出するときなどはタイヤの状態を確認するようにしましょう。運転前から安全運転を心がければ、お出かけ先での不要なトラブルが防げます。
自分で見ても良く分からない、自信がないという人は、オートバックスにお気軽に相談してくださいね。