夏のドライブ、突然の車のトラブルによって楽しいはずの時間が台無しになってしまった経験はありませんか?
気軽な気持ちで出かけたは良いがエアコンが効かない、バッテリーが上がってしまうタイヤがパンクするなど、車のトラブルは予告なくやってきます。
そんな夏の車トラブルを未然に防ぎ万が一の時に備える具体的な対策をご紹介します。
◆◆夏の車のトラブル◆◆
夏の猛暑は車にとっても厳しい季節です。
この時期に多く報告されるトラブルにはエアコンの効きが悪くなる、バッテリーの消耗が早まる、タイヤのパンクやバースト、さらにはエンジンのオーバーヒートなどがあります。
運転中に突然起こると予期せぬ状況にパニックを引き起こすことがあるため特に注意が必要ですね。
◆◆【保存版】緊急時の対処方法◆◆
突然車が止まった!エンジンがかからない!パンクして動けない!
そんなときの裏技的な対処方法を教えます。
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そしてなんと、ロードサービスを利用しても翌年の保険料は変わらないことがほとんどです!
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せっかく高い保険料を払っていますので、もしもの時は積極的に利用しましょう。
レッカー移動から、スペアタイヤへの交換まで任せて安心です。
※レッカー移動距離や、保険適用にはルールがあります。
ご自身の加入している保険会社に確認しておきましょう。
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オートバックス前橋天川店では自動車保険の相談・加入も受け付けています。
ぜひ、ご相談ください。
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◆◆夏に多発する車の故障の種類とその原因◆◆
夏に車が起こす故障の一つにエアコンのトラブルがあります。
エアコンの効きが悪くなる原因としてエアコンガスの不足やコンプレッサーの故障があります。
バッテリーのトラブルも夏場、非常に多いです。
高温にさらされるとバッテリーの充電効率が落ち、バッテリー自体の劣化を早めることがあります。
タイヤについては、猛暑で熱せられたアスファルトがタイヤ自体の温度を上昇させ直接的にタイヤへの影響を及ぼします。
特に劣化したタイヤで長距離を運転すると、高温により負荷のかかったタイヤのバーストが発生しやすくなります。
エンジンのオーバーヒートは、ラジエーター液の不足や冷却系統の不具合によって発生します。
この状態が続くと、エンジン本体が損傷することもあります。
実際の事例として、ある夏の日、家族でドライブ中に車のエンジン温度計が急上昇し、エンジンがオーバーヒートを起こしたケースで相談に来店したケースがありました。その原因は、ラジエターキャップの不良であり、事前に点検を怠ったことがトラブルにつながりました。ラジエターキャップはわずか数千円の部品なのに…
このように、夏には車のトラブルが特に多く発生します。
愛車の健康を保つためにも、夏の暑い時期に備えて適切なメンテナンスをしましょう。
◆◆エアコントラブルと効率的な解決策◆◆
夏場の車で最も利用頻度が高くなるエアコンですが、この時期には特にトラブルが起こりやすくなります。
エアコンが冷えない、変な音がする、嫌な臭いがするといった症状が現れることがあります。
オートバックス前橋天川店ではエアコンガスの点検、エアコンガスクリーニングを実施しております。
このような症状がある場合はぜひ一度ご相談ください。
◆◆バッテリートラブルと対策◆◆
高温環境はバッテリーにとって厳しい条件です。
とくにエアコンを多く使う夏場はバッテリー上がりでエンジンがかからないというトラブルは非常に多いです。
これはエアコンが車の部品の中でも最も電力を消費する部分でもあり、夏場の渋滞でエアコンを全開で使用する環境はバッテリーにとってより過酷な状況といえますよね。
予防策としては、夏の始まる前にバッテリーのチェックを行い、必要であれば新しいものに交換することをおすすめします。
◆◆タイヤの問題(パンク・バースト)と安全対策◆◆
夏の高温は、タイヤにとっても過酷な状況をもたらします。
アスファルトの温度上昇によりタイヤの空気圧が不安定になりやすく、パンクやバーストのリスクが高まります。
対策としては、定期的にタイヤの空気圧をチェックし適切な圧力を維持することが重要です。
また、タイヤの溝の深さも確認し、ひび割れや摩耗が進んでいる場合は早めの交換を行うべきです。
◆◆オーバーヒートの予防と応急処置◆◆
ラジエーター液の不足や冷却ファンの故障が原因でエンジン温度が上がりすぎることがあります。
予防策としては、夏前にラジエター液量の点検を行い異常な場合は修理を検討した方が良い場合がほとんどです。
また、万が一オーバーヒートが発生した場合は、直ちにエンジンを停止し、レッカー移動でプロのメカニックに診てもらうことが安全です。
◆◆高温が引き起こす電子機器の故障◆◆
車内の高温は電子機器にも悪影響を及ぼします。
ナビやドライブレコーダーの表示が不安定になることがあります。
電子機器を保護するためには、直射日光を避け、可能な限り車内温度を低く保つことが重要です。
車を駐車する際は、日陰を選ぶか、サンシェードを使用して日光を遮ることをお勧めします。
◆◆実際のトラブル事例と教訓◆◆
夏の暑さは人間だけでなく、車にとっても厳しい試練です。
この章では、夏に実際に発生した車のトラブル事例をいくつか紹介し、これらの事例から学べる教訓を共有します。
これにより、同様の状況を避けるための対策を講じることができます。
◆◆エアコンが突然効かなくなったケース◆◆
ある猛暑の日、家族でドライブを楽しんでいたAさんの車では、走行中にエアコンが突然効かなくなりました。
外気温は35度を超え、車内は急速に温度が上昇し始めました。
Aさんは直ちに最寄りのカー用品店に車を運び診断の結果、エアコンのコンプレッサーが故障していることが判明しました。
まえまえから「エアコンガスの補充だけ」を頻繁に行っていて実際必要なエアコン内部の詰まりやガス漏れしている部品の交換を後回しにしていました。
◆◆バッテリー上がりで立ち往生したケース◆◆
Bさんは、ある夏の朝、車で出勤しようとしたところ、エンジンが全くかからない状態でした。
バッテリーをチェックしたところ、完全に上がってしまっていたのです。
夏の高温はバッテリーの寿命を縮めるため、特に暑い季節には状態をこまめに確認することが大切です。
◆◆オーバーヒートによるエンジン停止のケース◆◆
Cさんの車は、長距離の高速道路走行中にオーバーヒートを起こしました。
エンジン水温警告灯が点灯し、やがて車は動かなくなりました。
最寄りの整備工場で調べたところクーラント漏れにより冷却液が不足していたことが原因でした。
◆◆まとめ◆◆
夏の車のトラブルは予防が可能であり、定期的なメンテナンスと
適切な事前チェックがトラブルを未然に防ぐカギとなります。
安全で快適な夏のドライブを実現できるよう定期的にメンテナンスを実施しましょう。